カテゴリ:日々のこと( 76 )

ターニングポイント

タイミングというのは突然やってくるものである。

私の場合、習字教室を始めようと思いつつも重い腰を上げられずにいた冬の終わりにやってきた。

なかなか決断できずにいる私を、先生は思い切った方法で背中を押した。

後から聞かされた事なのだが、
「私がやめるとでも言わないと、あなたは決断しなかったでしょう」
と先生はにこにこと教えてくれた。

そこまで私のことを見抜かれていたとは、恥ずかしくもあり、嬉しくもあった。

そして春先には今の先生に出会う前にお世話になっていた先生が、しばらく教室をお休みされるということで、友人から子供を見てほしいと連絡があった。


そんなこんなで流れに流され、4月から習字教室を始めることになった。

私の人生を振り返っても、こんな風に流れに身を任せて来たような気がする。
そんな私のことを
「大きな決断もあっさりと決めてしまう」
と母はぼやくのだが、私は私なりに色々考えているつもりなのだ。
しかし、何か始めるときは、そこに私に必要な物がきっとあるはずだという思いと、失敗してもその中に得るべきエッセンスがきっと含まれているはずだという思いは常にある。
また、そんな風に考えることで少し楽に生きられる気がする。


下の子の入学、学校の役員など、一気にいろんな事がスタートした4月だったが、そろそろ自分のペースをつかんで周りを見渡す余裕を持ちたいこの頃である。

そして、自分の書も頑張って続けていきたい。


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by couturira | 2012-05-16 11:53 | 日々のこと | Comments(4)

巡りめぐって

知人の通夜に出た次の日、友人の出産祝いのために病院を訪れた。
日頃生と死を身近に感じることなく過ごしているが、両方を同時に見せられて、色々と考えさせられた週末だった。

葬祭会館での通夜や葬儀が主流の中、住み慣れた家から送り出してもらえた事をきっとよろこんでいたに違いない。

出産した友人とは次女の参観で顔を合わせた時、これは出産も間近だと秘かに感じていた。
案の定、翌日の朝待望の男の子を出産した。
大き目のバッグと赤ちゃんのスタイ。
そのスタイとおそろいのシュシュとマスクはお母さん用。
お母さんと赤ちゃんの帰りを待つお姉ちゃん達にはお母さんとおそろいのピン。
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生と死のバトンタッチ。
なんとも命の不思議を感じてしまう。


そういえば、我が家の長男。
「お母さんが歳をとらないように、このまま大きくなりたくない」
なんてもらしたりする。
老いの先に死があることを理解しているようだ。

実はそんな長男の出産の直前、私は遺書を書いていた。
なんと大げさなと思われるだろうが、当時の私は大真面目だった。
長女を帝王切開で出産してから二年後。
普通分娩で長男を出産予定だった私は、少々リスクを抱えていた。
実際長男出産の際には生死をさまよったのだが、その遺書は幸い役立つことなく、今となってはどこにいったのか分からなくなってしまった。

そんな私の様子を長男はおなかの中で見ていたに違いない。

何かと私のことを気遣ってくれる長男。
おなかの中での記憶が刷り込まれているのだろうか。

望もうが望むまいが、少しずつ大きくなっていく子供達。
腹の立つ事もあるが、成長を楽しませてもらっている。
きちんと次にバトンを渡すためにも、しっかりと育てていかねば・・・。
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by couturira | 2012-03-01 11:20 | 日々のこと | Comments(2)

お詫び

相変わらず調子の悪いパソコンを見ると開く気にもなれず、随分と更新をサボってしまいました。

その間も訪れてくださった方々、本当にごめんなさい。

そして、ありがとうございます。


ここ最近は続いていたイベントもちょっと落ち着き、少し自分のペースを取り戻しつつあります。

イベントに初めて出たのはちょうど1年前の12月。
あれから1年、随分と早かったような気がします。
イベントやブログを通して色々な方と知り合えた事を、本当に幸せに思っています。

この1年を振り返ると、わけも分からず突っ走った1年間だったような気がします。
仕事、イベント、子育て、家事、そして自分の趣味の時間。
数ヶ月前に入った長男長女のスポ少や、次女のピアノが追い討ちをかけるように、さらに時間配分が難しくなってきました。
そろそろペース配分を見直さねば、どれもおろそかになりそうです。

作ることが好きで始めたハンドメイド。
それが高じてイベントに出させてもらうようになりました。
なんだか作り続けた1年間でしたが、そろそろこれからは自分のペースをつかまねばと思っています。

作ることというのは作りたいという気持ちがないとできないもので、いや、作業としてはできるのですが、本当に作りたいものを作るためには時間も必要なようです。

アイディアを出したり、じっくりと材料を吟味したり。
それを少しずつ形にしては、またやり直したり。

それは時間はかかりますが、完成したときの嬉しさは格別です。
更に、それを気に入ってくれる人と出会えるというのはもっと嬉しいものです。

これからは少しペースを落として作りたいものを作り続けていけたらいいなと思っています。


少し早いですが、1年間の反省と、更新をサボった懺悔。
更新がないことをご心配くださった皆様に。

これからも、よろしくお願いします♪
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by couturira | 2011-12-15 09:23 | 日々のこと | Comments(10)

晩秋

朝早く、家を出た。

オットにETCを通る時はゆっくりと・・・と念を押されながら出発した。

私の車にETCの機械がついてから、半年以上経っている。
しかし、その機械がちゃんと動くかどうか、一度も確かめていないのだ。


まだ灯りが点いていない家がほとんど。
キーンと冷えた空気が、ぼんやりとしていた頭をようやくさましてくれる。

周南までの道のり。
さて、高速道路に乗るべきか、乗らざるべきか・・・。

迷いながら運転していたが、やっぱり下道から行くことにした。


晩秋の山は気持ちいい。

少しずつ明るくなり、景色も変わる。
やわらかい光に照らされたススキが銀色に光っている。

そのうち、ものすごい光に驚いた。

山の影の隙間から、朝陽に照らされた木々が赤く染まっていたのだ。
一瞬目を疑うような色だった。
赤とも黄色とも言えない、でも、ものすごい色だった。


昔、セロハンを通してみる景色に心躍らせた。
見慣れた教室が、一気に違って見えた。
まさにそんな色だったのだ。


まだ気温の上がらない、朝の冷たい空気の中、窓を開けて走った。

これだから下道はやめられない。


帰ってオットに無事ETCは通れたのかと聞かれた。
下道で往復したことを告げると、
「やっぱりか」
と言われた。


果たして私の車にETCは必要だったのか・・・。


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by couturira | 2011-11-25 14:57 | 日々のこと | Comments(2)

我が家の新入り

毎年欲しいものをオットにリクエストする、ここ最近の私の誕生日。

初めてもらったプレゼントは、なんと福袋だった・・・。

茶色のそっけない紙袋の中には、異国の香りのするゾウのオーナメントや、キャンドルホルダー、お香やビーズなどが入っていた。
中身はオットがチョイスしたものだったようだが、付き合ってはじめてのプレゼントだったので、かなり驚いた。
ありがとうと喜んで見せたことを覚えている。

そんなオットなので、結婚してからは欲しいものをここぞとばかりにリクエストしている。

毎年服だったりバッグだったり、服飾モノが多かったのだが、今年は違う。

随分前からオットの実家にいる、アイツが気になっていた。
動いているのはあまり見たことがないが、きっとすごいヤツに違いない。
是非我が家にも招き入れたいと前々から思っていた。

それは、お掃除ロボだ。
我が家はリビングからダイニング、キッチン、洗面所、トイレまで、一続きになっている。
トイレや洗面所のドアを開け放つと、段差もなく動き回ることが出来る。
そんな我が家にはぴったりだと思った。

オットがどこからか調達し、私はヤツを手に入れることが出来た。

しかし、実家にいるアイツとは少々違う。
実家にあるお掃除ロボは、部屋のあちこちを掃除し終えるときちんと自分の居場所に帰ってご主人様の次の指示を待っている。
しかし、我が家のコイツはものの数分動き回っただけで疲れてしまうのか、勝手に止まって休んでいるのだ。
充電が足りないのかとも思ったが、そうでもないようだ。

見ていると、結構同じところを行ったり来たりしていて、部屋2つどころか1つさえもきれいに出来ずに、部屋の片隅で座り込んでいる。

オットのポケットマネーではこれが精一杯だったのか。
実家のお掃除ロボは結構なお値段だと聞いたことがある。

夜の間や出かけている間に勝手に部屋を掃除してもらって、楽が出来ると喜んでいたのだが、そうもいかないようだ。
子供達には自由に動き回るコイツが面白いらしく、大喜び。
結局は子供のおもちゃか・・・。

今日もせっせと自分で掃除機をかける・・・。
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by couturira | 2011-11-16 10:56 | 日々のこと | Comments(6)

誕生日

本日少々二日酔い。

実は前日、子ども会の奉仕作業があり、その後親睦バーベキューとなった。
真昼間からアルコールというのは、なんだか酔いがまわるのが早いような気がする。
そうは言いながら、近所のお父さんお母さん達と共に結構な量を飲んだ。

夕方になり、少々寒くなってきてから解散となったのだが、私達はそのまま近所の実家に家族でなだれ込んだ。

台湾に行っていた両親のお土産である、なんとも甘ったるい饅頭と土産話をサカナにまたしてもアルコールの缶をプシュッと開ける。
バレーもブラジルに快勝したので、ますますアルコールがおいしい。

この日私は誕生日。
ケーキをツマミにまたしても飲む。

飲みに飲んだ誕生日だった。


年を重ねると、誕生日に対する思い入れも薄くなってくるが、祝ってくれる人がいるというのはありがたいものである。
火を灯したケーキをふうっとする瞬間は、いくつになっても幸せな気持ちに包まれる。


子供達が寝る時間には家に帰ったのだが、結構な量を飲んでいたらしい。
朝、目が覚めると少々二日酔いだった。

しかし、こういう日に限って仕事が忙しいものだ・・・。
ようやく一日が終わる。

しかし、オットも私以上に飲んでいるはずだが、今日も飲み会に元気に出かけていった。
大したものである。
いや、通風をもう少し心配した方がよさそうだ。


来年も同じ気持ちで、一本増えたろうそくの火を眺めたいものである。
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by couturira | 2011-11-14 21:09 | 日々のこと | Comments(18)

子供のことと、自分のことと。

次女の通う幼稚園では、積極的に地域の方との交流を深めている。
幼稚園の近くにある老人ホームへの慰問や、敬老会への参加。
そして今日は公民館祭りへ参加した。

年長の子供達が地域の人たちの前で歌を披露する。
小さい次女は前の列に並んでいるが、緊張しているのかいないのか、きょろきょろと横を向いたり落ち着かない・・・。

その後長女を電車に乗せ、陸上の記録会に向かわせる。
その後オットと長男はソフト。
一足遅れて私と次女は、長女の記録会へと急ぐ。

長女は100Mと800Mとに出場。
800Mでは自己新記録が出た模様。
練習不足は否めないが、よく頑張った。
応援にも熱が入る。

夕方からは知人に誘われて、ソフトバレーへ。
練習の人数が足りないからと借り出された。

ちょうど長女がバレーを始めたので、日頃の運動不足解消のためにもと気軽に参加したものの、足が思うように動かない。
あと一歩が出ないのだ・・・。
これも毎週通っていると、少しは違ってくるのだろうか。

帰ってからは明日の試合で朝早くからお弁当を持って出かける子供達のために、お弁当の下ごしらえ。


こうして一日を振り返りながら、ようやく今日が終わる。

しかし、これが充実しているということなのかもしれない。
子供のことも楽しみだし、もちろん自分も楽しみたい。

元来ぐうたらな性格なため、時間はあればあるだけムダに使ってしまう。
なので私の場合、ある程度予定が埋まっている方が、体にムチ討って動き回れるような気がする。
限られた時間の中だからこそ、楽しめるものなのかもしれない。
三十数年生きてきて、ようやく気付いたことの一つである。

明日も寝坊は出来ない。
でも、編みかけのものも仕上げたい・・・。

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by couturira | 2011-10-29 22:23 | 日々のこと | Comments(6)

豪快に

ペロティをご存知だろうか。

丸いチョコレートに棒がついた、あのお菓子である。
いろいろあるが、私が一番よく覚えているのは、二層になっていて上がピンク、下が茶色のアレである。
そして、上のところには色々な絵が描いてあった。

子供の頃のお気に入りのお菓子の一つだったのだが、まず最初に絵のかいてある部分を消して、それから少しずつ口の中で小さくしていくというのが私のいつもの食べ方だった。


そういえば、それぞれのお菓子を食べる時に必ずする食べ方というのがあった。
とんがりコーンは全ての指にはめて爪のようにしていたし、きのこの山はかさの部分と軸の部分を外して食べていた。
母には必ず怒られていたのだが・・・。


先日遠足があった次女。
ペロティの仲間のようなお菓子をおやつに選んでいたのだが、溶けるのがいやだという理由で家にそれは置いていった。


今日は雨。
外で遊べないので、幼稚園から帰ってから、私はままごとの相手をさせられていた。
娘はお菓子屋さん。
私がお客さん。
家にある様々なお菓子がテーブルに並べられ、

「どれにしますか?」

私は娘が持っていかなかったぺロティまがいを選んだ。
娘が気に入って買ったお菓子なので、売ってくれないのでは・・・と内心思っていたのだが、意外にもあっさりと5000円で売ってくれた。
もちろんこども銀行のお金である。

「はい、どうぞ」
娘はそれを私に手渡した。

「食べてもいいの?」
「いいよ」

私は二つあるうちの白い方をもらい、もう一つのピンク色の方を次女にあげた。
きっとちびちびと食べるのだろうと見ていると、なんと次女、ペロティを豪快に一気に全部口に入れ、棒からぼりぼりとチョコレートを全てはがし、無残にも服を脱がされたような状態になった棒をちらりと見ると、もぐもぐと口を動かしながら、そのままゴミ箱にポイッと放り込んだ・・・。


子供の頃、私は食べ終わった後の棒もなかなか捨てられなかった。
棒だけになっても、しばらくカラカラと口の中でころがしたりしていた。
棒には絵がついていて、スタンプのようになっている。
捨てきれずに洗ってのけておいたものもあったような気がする。

あまりの次女の食べっぷりに、私は笑いが止まらなかった。
私の大笑いに次女も一緒になって笑った。
しかし、口にチョコレートが大量に入っている次女。
その後ほっぺたが痛くなったのは言うまでもない・・・。

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by couturira | 2011-10-21 22:02 | 日々のこと | Comments(10)

ドライブ日和

本日予定があって防府まで行くことになっていた。
友人と二人高速に乗ってぴゅーっと行こうと思っていたのだが、友人は残念ながら都合により行くことができなくなった。

はて、どうやって行こう。
先日電車の旅が楽しかったので、電車で行こうと思ったのだが、残念ながら丁度いい時間がない。
そういうわけで、やっぱり車で行くことにした。

オットのETCカードを借りて高速に乗ろうとしたのだが、今日はなんともいい天気。
下道で行くことにした。

ラジオを聞きながら快適なドライブ。
好きな曲でも積んでおいたらなお良かったのだが、ラジオもたまにはいいものだ。
FMを聞きながら田舎道を走る。

秋の日差しはやわらかく、少し紗がかかったような景色が本当に心地よい。
ススキの穂も銀色に輝いて、ラジオのパーソナリティが言うように、まさにドライブ日和である。
先日の電車の移動のように景色に見とれることはできないが、目に飛び込んでくる速さが電車とはまた違っていい。


1時間半くらいかけて防府に到着。

2時間ほど見ていたので、約束の時間まで少しある。
せっかくなので、防府天満宮へ行ってみた。

初詣には毎年訪れているのだが、こうして一人、のんびりと訪れるのもいいものだ。
なにせ、ゆっくり見て回ることができる。

長い階段の途中に茶室を見つけた。
手の行き届いた日本庭園は美しく、どこをとっても非の打ち所がない。
気持ちの良い空間を作るには、日々の手入れが欠かせまい。
先人の細やかな心配りと知恵が生み出す和の空間。
全てに理由があり、無駄がない。

しっぽりとしながら歩いていると、御点前いたしますの文字。
残念ながら、そこまでの時間はなかった。

今度は1時間早めに来てもよさそうである。
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by couturira | 2011-10-19 22:00 | 日々のこと | Comments(14)

思い出の。

本日岩国まつりへ行ってきた。
フリマへ参加するためだ。
残念ながら、手作り品はほとんど出来なかったため、こちらでの告知はしなかった。
少しのハンドメイドと、古着を持参した。

こちらの岩国まつり、なんと55回目。
実は私、初めての参加ではないのだ。

市民総踊りと称し、かなりの人数が通行止めとなった道路を練り歩く。
地元の主な企業にも動員がかかり、私の勤めていた職場ももれなく参加していた。

ある年2体の着ぐるみが借りて来られていた。
先輩に強引に誘われて、私は2体のうちのクマの方の着ぐるみを着る羽目となった。

着ぐるみは少々暑いが、当時ジム通いをしていた私は体力に自信があったのでさして不安はなかった。

しかし、着ぐるみは予想外に大変だった。

にこにこと(?)沿道の子供達に近寄り、握手をするだけだと思っていたら大間違い。
空き地に集まり、総踊りが始まる時間になるまで待機する。
そこでの待機で想像以上にひどい目にあったのだ。

空き地に集まったのは社会人ばかりではなく、どこやらの子ども会なのか、子供も沢山集まっていた。
やつらは容赦なく、着ぐるみにもぶりついてくるのだ。
いや、もぶりつくだけならまだいい。
着ぐるみは叩いても痛くないと思っているのか、悪役だと勘違いしているのか、私を倒そうとする者も。
中には後ろからチャックを探して脱がせようとするヤカラさえも・・・。

私は道路に行くまでにすでにもみくちゃになり、かなりへとへとだった。

帰りは先輩と二人、着ぐるみを着たままそれぞれクマとウサギの頭を手に抱え、職場へとよたよた歩いたという、ほろ苦い思い出がある。

同じ道路に店を出し、当時を懐かしく思い出したのだった。

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by couturira | 2011-10-16 20:42 | 日々のこと | Comments(8)