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夏の終わりに

夏休み最後の今日。

私は仕事だった。
何か特別なことでもしてあげたらよかったかなと思いながらも仕方ない。

いつもは小学校や幼稚園の預かりに行っているのだが、今日はみんなで留守番をしたいと言う。
ちょっと心配だったが、やってみることにした。

すぐにケンカする3人だが、大丈夫だろうか。
怪我などしていないだろうか。
お昼ごはんはちゃんと食べられただろうか。


仕事が終わると飛ぶように家に帰った。

帰ってみると、掃除機をかけ、お昼にはスパゲッティを食べ、洗濯物も取り込んであった。

上出来、上出来。
夏休みの間、なにかと手伝いをさせていた甲斐があったのか、思った以上であった。


さて、お勉強の方は・・・。
ノートに漢字が6つだけ、書いてあった。



多くは望むまい・・・。

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by couturira | 2011-08-31 17:56 | 日々のこと | Comments(8)

今年最後の

長男の誕生日だった昨日。
今年最後のカヌーとなった。

たくさんのカヌーの間をすり抜けるように、すいすいと進んでいく息子。


思えば今年はカヌーをする子供達を、何度海に送り届けたことだろう。
行きの車の中は、なんとまあにぎやかで、時にはケンカが始まったり。
しかし、帰りはものの数分車を走らせただけで車内は静まり返り、ラジオの音だけが聞こえる中、夕日を見ながら家路を急いだ。


長男は本当にカヌーが好きだ。
カヌーの予定を入れると、何日も前からそれはそれは楽しみにしていた。
送り迎えは少々大変だが、そんな彼を見ていると私も嬉しくなる。

実は私はカヌーに乗った事がない。
しかし、気持ち良さそうにカヌーを漕ぐ彼を見るのは大好きだ。


楽しいこと、面白いこと。
それも出会いである。
心から楽しいと思えるものに出会うのは、そうそうあるものではない。
だからこそ、そんなものに出会えるのは本当にラッキーだと思う。

私も今までこれは、と思えるものに出会ってきた。
時間を忘れてのめりこめるもの。

せっかくの人生。
出来るだけたくさん、そう思えるものにめぐりあえた方が幸せだと思う。



そして、楽しいだけではない。
努力の後の、特別な時間。
それはまた、格別である。
そういうものにもこれから出会っていくのだろう。

これからソフトボールを始めるという彼。
つらいことも、苦しいこともあるだろう。
でも、その後に待っている、素晴らしいものに出会って欲しい。

たくさんの、素晴らしい時間が、彼を待っていてくれるといい・・・。

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by couturira | 2011-08-29 00:39 | 子そだて | Comments(2)

8年前

8年前、長男は生まれた。

正確には明日が誕生日なのだが、事情があって本日お誕生会をした。


8年前、私は死にそうになった。

決して大げさではなく、本当に死にそうになったのだ。

長女を帝王切開で出産して2年後。
自然分娩で長男を出産した私は、大量に出血し、かなりの量を輸血した。

顔は土色となり、出血のために寒くて寒くて震えが止まらない私を見て、オットはもう死んだと思ったらしい。


それから8年。
そんな状況で生まれた長男は、家族で一番私を気遣ってくれる。
私が悲鳴を上げると真っ先に駆けつけてくれるのは長男。
髪を切ったのを、一番最初に気付くのも、やはり長男。
順調に育っているようである。

そんな長男。
今年の誕生日プレゼントは、いつもとはちょっと違う。
2学期から小学校のソフトボールチームに入ると決めた彼は、グローブをプレゼントに選んだ。
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それまではミニカーなどのおもちゃだったのに、なんだか今年はお兄ちゃんなプレゼントである。

こうしてどんどんお兄ちゃんになっていくのだろうか。
頼もしいような、ちょっと寂しいような。

いつまでも、お母さんが一番ではないのだろう。
スポーツに打ち込んだり、そのうち好きな子ができたり・・・。

楽しみでもあり、今の息子を閉じ込めておきたくもあり。
去年よりも、ちょっと大きくなった息子。
生まれたときの、赤ちゃんには戻れないように、今の息子にも、今しか会えない。

くっきりと、今の彼を、心に刻もう。




アボカドのクリームチーズサラダ
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ズッキーニのマリネ
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ダッチオーブンの鶏唐揚げ(オット作)
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焼きマシュマロ
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カープ坊やケーキ
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by couturira | 2011-08-27 23:12 | 子そだて | Comments(8)

失敗三昧

日が暮れる頃になると、吹く風がひんやりとしていて夏も終わりが近づいている。

この夏は去年に比べて過ごしやすかったように思うのだが、やはり夏はあまり得意ではない。

近頃疲れがたまっているのか、失敗ばかりしている。

3人の子供のスケジュールの勘違い。
メールの返信忘れ。

仕事でも失敗続きである。
50円玉が少なくなったので両替をしたのだが、10円玉5枚と50円玉1本(2500円)を交換・・・。

縫い物をしていても、寸法間違い。

夕ご飯に必要なものを買いに行き、他のものを買って帰ったり、
会計の時にお財布がないことに青ざめたり。

今日は残った夕ご飯を冷蔵庫に入れようと、お風呂に持って行っていた・・・。


日頃からうっかりの多い私だが、最近特にひどい。
自分で自分が信用できない。

オットにはこのまま痴呆が始まるのではと、心配されている・・・。


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by couturira | 2011-08-25 21:40 | 日々のこと | Comments(10)

お客様

我が家にピアノがやってきた。

年少の夏休みから、幼稚園の音楽教室に通い始めた次女。
もともと音楽は好きなようで、楽しみながらやっていた。

私達両親も、楽譜が読めて、好きな曲をポロンと弾けるようになればいい・・・くらいの気持ちでいた。

次女は私のお下がりであるキーボードで練習していた。
どうしてもピアノが欲しいと、次女が言うようになってから考えようと思っていた。

練習は嫌いではないようで、毎日やっていた。
家で弾くと、それとなく弾けている。

しかし、レッスンの日。
ピアノで弾くと、さっぱりなのだ・・・。

ピアノとキーボードでは弾き方が違うため、音が出ない。
熱心な先生は、そろそろピアノを・・・と遠慮がちに訴えた。


ピアノを購入することを迷っていたもう一つの理由。
それは、ピアノの存在感である。
家具をほとんど置いていない我が家。
果たして大きな大きなピアノが、違和感なく溶け込めるのだろうかと、不安もあった。

しかし子供のため。
そうも言ってはいられない。


結局私達は、ピアノを買った。


ピアノ屋さんで私達が気に入ったのは、1980年代のピアノ。
木目の濃い色が、なんとも味がある。
顔のところに模様が入っていて、猫足。

同じようなピアノがもう一つあったのだが、音を比べるとこちらの方が好きだった。

こうして、我が家にピアノがやってきた。


部屋として独立させていない我が家は、壁と呼べるものがほとんどない。
仕方ないので唯一テレビの裏側の壁である、階段の下に鎮座した。

さすがの存在感。
決して大きなものを買ったわけではないのだが、ここにいますよと言わんばかりである。
まだまだお客さん顔のピアノ。
果たして我が家にしっくり馴染んでくれるのだろうか・・・。

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by couturira | 2011-08-25 09:02 | 子そだて | Comments(4)

夏休みの成果

幼い頃、私はお手伝いをした記憶がほとんどない。
いや、少しはしていたのだろうが、お恥ずかしい話、専業主婦の母のもと、一人で炊事洗濯をしたのは一人暮らしを始めて、必要に迫られた時だった。
おかげで要領も悪く、未だに得意な方ではない。


長女はいつも服をひっくり返したまま、洗濯機に入れる。

私は毎日元に戻して洗濯を干していたのだが、注意しても注意しても直らない。
そのうち、ひっくり返ったままたたんだりしていたのだが、それでもやっぱり裏返し。

そんな長女の夏休みの毎日のお手伝いは、洗濯物を干すこと。
私は完全に長女に任せていた。


今朝は曇り空。
湿度も高いので、乾燥機を回していた。
しかし、天気もよくなってきたので急遽外に干すことにした。
私は長女と久しぶりに、洗濯物を干した。

湿気が多い、まとわりつくような空気の中、セミの声が聞こえる。
今日は暑くなりそうである。

なにげなく、彼女の服を見てみると、ちゃんとオモテになっている。

少しは成果があったようだ。


一方長男は、日頃料理の手伝いをめったにしない。
そこで、ご飯を炊くのは長男の仕事とした。

硬くておこわのようなご飯をかみしめたこともあった。
カレーのご飯がおかゆになってしまったこともあった。

うっかりものの、長男らしい失敗である。

しかし、みんなでその日のご飯をいただいた。
「今日のご飯はおいしい」
そんな言葉がみんなから出るようになり、失敗もほとんどなくなってきた。

夏休みも残りわずか。
今日も宿題に追われる子供達。
勉強も大事だが、生きていくうえで必要なことも、きちんと身につけてほしい。

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by couturira | 2011-08-24 09:38 | 子そだて | Comments(6)

デート

夏休み恒例行事。
それは、映画鑑賞である。

前半忙しくしていた子供達。
伸ばし伸ばしになっていたが、お盆も過ぎ、夏休みの終わりも見えてきた先日、ようやく実現した。


この恒例行事。
初めて決行されたのは、次女がまだ赤ちゃんの頃だった。
オットが上の子二人を連れて映画を見ている間、私は次女と買い物。
全員文句なしのイベントである。

その後、毎年長い休みの度に繰り返される行事となったが、少しずつ変わってきた。
次女が映画を見るようになると、その間、いつも子供達にまみれている私はみんなと離れ、一人の時間を満喫。

しかし、今回は・・・。
「お母さんと、買い物行こうかな」
長女が言い出した。
そうなると、半年くらい前、三人デートを経験した次女も、
「おかあさんといっしょがいい」

嬉しいような、残念なような(失礼)。

今回は、男子は映画。
女子は、ショッピング。

場所は、広島ソレイユ。

私達家族にとって、初の3D映画となったが、女子達は揺るがない。

現地で別れて、私達はいざ買い物に繰り出した。

懸念していた通り、彼女達は文房具の店やかわいいものがごちゃごちゃしているお店に釘付け。
あっという間に映画が終了した。

これからこのイベント、また少しずつ変わっていくのだろうか・・・。
そのうち、子供達は買い物、私達夫婦は映画、なんてスタイルもありだろうか。

いや、みんな、いつまでついて来てくれるのかな。

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by couturira | 2011-08-23 08:51 | 子そだて | Comments(2)

大渋滞

我が家で唯一の男の子。

上下をオンナにはさまれて、なかなか厳しい環境である。
おままごとの脇役に、借り出されることもある。
口うるさい我が家の女子に、色々とつつかれる。

が、それなりにすくすく育っている。
やはり、男の子。
私達とは違う生き物である。


体を動かすことが大好きで、歩き出すと、しょっちゅう転んでいた。
まだまだ小さい頃から動くものに興味を持ち、誕生日のたびに少しずつ集まったミニカー。

最近ではオモチャ箱から出てくることはあまりなかったのだが、長い長い夏休み。
久しぶりに並んでいた。

ぐるぐると動く、サーキットのようなものもあるのだが、部屋の中を町に見立て、自由に走らせることが好きなようだ。
次女と一緒にミニカーメインのおままごとが始まっていた・・・。


やることなすこと、私では考えられないことをしでかす長男。
数々の事件を巻き起こしてきた。

コロなし自転車も、親の手を借りることなく、いつの間にか長女の自転車をぐるぐると乗り回していた。
が、自転車ごと川に落ちていたこともある。
なぜか、靴を片方なくして帰ったこともある。
そうそう、鼻の穴に豆まきの豆を入れてしまったこともある。
でも、まずいと思ったらしく、微妙な顔をしてもぞもぞしていた。

学校から帰るとなぜか制服はよれよれ。
30分かかる下校道、きっといろんな事件があるのだろう。


観察していると、実に面白い。
オトコの子という、不思議な生き物。

8月末に8歳の誕生日を迎える。
これからも、元気にやさしく、たくましく。
お母さんを楽しませてください。

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by couturira | 2011-08-22 10:31 | 子そだて | Comments(12)

京橋会館

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ビルの中の異空間。

この建物は戦後程なく建てられた。

日本では珍しい、道路に面してぐるりと建物が建ち、中庭がある。
ヨーロッパではよく見かけるこの建てられ方だが、日本でその後浸透することはなかった。

取壊しが決まり、見ておきたかった。

残された洗剤。
靴箱に靴。
たらいに牛乳箱。

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どこを見ても、ちょっと前までここに人が住んでいたという香りがプンプンしていて、いろいろと想像をしてしまう。


当時は先端の建物だったらしく、ダストシュートが各階に備え付けてある。
廊下の手すりもやわらかくカーブしていて、なんだかおしゃれである。
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当時は洗濯機が普及していなかったので、屋上には洗い場が設けてある。
井戸端会議の声でにぎやかだったに違いない。


都会にぽっかりと空いた穴。
切り取られたそこだけ、時間が止まってしまっている。
当時の空気がそのまま残っていた。

閉められたドアから、サザエさん頭のおばさんがひょっこりと出てきそうである。

タイプスリップして、その時代に放り出されたような錯覚に陥った。
昭和村やら、そんなアトラクションにいるよりも、もっとリアルに・・・
これは偽物ではなく、ここで人々とともに時代を刻んだ、紛れもない本物だからだろう。


取り壊されることが、非常に残念である。

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by couturira | 2011-08-21 12:11 | 日々のこと | Comments(6)

巣立ち

昨日は週に一度のお習字の日。

始める前に先生が、
「今日は言っておかないといけないことがあります」
と切り出した。

作務衣姿の先生は、私の正面にきちんと座りなおした。
私はなんとなく嫌な予感がした。
案の定、来年の3月で先生を退くことにしたと言われた。


先生との出会いはちょうど1年前。
それまで長女と一緒に通っていた習字の先生は、もう大人を教えるのには限界があると、今の先生を紹介してくれた。

先生は70歳を過ぎた、おじいちゃん先生である。
しかし背筋がしゃんと伸び、生き生きとしている先生は、とてもそんなお年には見えなかった。
でも、何があるかは分からないので、それでもよければ来て下さいと言ってくれた。

覚悟はしていたが、こんなに早くこんな日がくるとは思わなかった。


気力の衰えが、退くことの大きな原因だと先生は語った。
思うような字が書けなくなってきた。
気力が以前のようには続かない。
もう、書くのはやめようと、筆を折った事も何度もある。
そんな日を繰り返し、決断した、と。


常日頃から私に言ってくれていた。
自分の知っていることは全て教えます。
早く、教室を開いてください。


正直焦っているとも打ち明けてくれていた。
いつまで教えることができるかわからないので、早く全てを教えておきたいと・・・。

そして、この一年で色んな経験をさせてくれた。


それなのに、私は・・・

まだ、独り立ちするのが怖かった。
お教室を持つのも、いつかは・・・とは思っていたが、一歩が踏み出せなかったのだ。

そういえば、ここ最近先生達が集まる会合に連れて行ってもらったり、講習会の話を持ちかけてくれていた・・・。
ぐずぐずしている私を、先生はやきもきしながら見ていたに違いない。


私はなんとも情けない顔をしていたと思う。

そんな私に先生はやさしく言った。
書友は永遠です。
これでお別れではなくて、これからもあなたの力になりますよ。
書くことは死ぬまで続けていきましょうと。


涙がこぼれるのを必死でごまかした。

そんな風に言ってくれる先生に、感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちと、寂しい気持ちと・・・。
いろんな気持ちが入り混じって、ありがとうございますと言うのが精一杯だった。


これまで私にたくさんのものを与えてくれた先生に、恩返しをしなくてはいけない。
そのためにも、私は先生の思いや、教えてくれたことを無駄にしてはいけない。


教室を出ると、相変わらずセミがうるさく鳴いていた。
でも、夏の照りつけるような日差しが少し、やわらいでいた。


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by couturira | 2011-08-19 09:39 | 手しごと | Comments(14)