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巡りめぐって

知人の通夜に出た次の日、友人の出産祝いのために病院を訪れた。
日頃生と死を身近に感じることなく過ごしているが、両方を同時に見せられて、色々と考えさせられた週末だった。

葬祭会館での通夜や葬儀が主流の中、住み慣れた家から送り出してもらえた事をきっとよろこんでいたに違いない。

出産した友人とは次女の参観で顔を合わせた時、これは出産も間近だと秘かに感じていた。
案の定、翌日の朝待望の男の子を出産した。
大き目のバッグと赤ちゃんのスタイ。
そのスタイとおそろいのシュシュとマスクはお母さん用。
お母さんと赤ちゃんの帰りを待つお姉ちゃん達にはお母さんとおそろいのピン。
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生と死のバトンタッチ。
なんとも命の不思議を感じてしまう。


そういえば、我が家の長男。
「お母さんが歳をとらないように、このまま大きくなりたくない」
なんてもらしたりする。
老いの先に死があることを理解しているようだ。

実はそんな長男の出産の直前、私は遺書を書いていた。
なんと大げさなと思われるだろうが、当時の私は大真面目だった。
長女を帝王切開で出産してから二年後。
普通分娩で長男を出産予定だった私は、少々リスクを抱えていた。
実際長男出産の際には生死をさまよったのだが、その遺書は幸い役立つことなく、今となってはどこにいったのか分からなくなってしまった。

そんな私の様子を長男はおなかの中で見ていたに違いない。

何かと私のことを気遣ってくれる長男。
おなかの中での記憶が刷り込まれているのだろうか。

望もうが望むまいが、少しずつ大きくなっていく子供達。
腹の立つ事もあるが、成長を楽しませてもらっている。
きちんと次にバトンを渡すためにも、しっかりと育てていかねば・・・。
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by couturira | 2012-03-01 11:20 | 日々のこと | Comments(2)

ご無沙汰しておりますが・・・

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。

イベントからも遠ざかり、パソコンからも遠ざかり、気が付けば・・・といった感じです。
子供達の色々な日常に振り回されながらも、この間好きなものを好きなように作っておりました。

スキーへ行く子供のために帽子を編んだり。
久しぶりにグルーガンを引っ張り出して、プリザでリースを作ってみたり。
作ったポーチにのんびり刺繍を施してみたり・・・。
お習字の方では1年越しの大作を完成させました。

そんな日々を過ごす中、実は昨日こっそりイベントに参加してきました。
新作もほとんどないので、わざわざ足を運んでもらっても申し訳ないので告知もせずに参加させていただいた次第です。

しかし、そこではやはり素敵な出会いや刺激があり、自分が好きなものを好きなように作れるペースを守りつつ、イベントにも参加していきたいなぁと思っております。

この間心配してくださった皆様ありがとうございます。
そして、心配してくださる方がいらっしゃる事に感謝しております。

とりあえず、報告まで。
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by couturira | 2012-02-26 07:27 | イベント | Comments(6)

抱負

毎年新年になると決意する事がある。
それは毎晩子供に本を読んでやる事・・・。

毎年決意するという事は、毎年それは守られていないという事である。

今年も人知れずそう決意したのだが、まだ1ヶ月と経っていないというのに諦め気味である。


私が子供の頃は、よく本を読んでいた。
それは、あまりに早起きだった私に手をやいた両親が出した解決策によるものであった。
どれくらい早起きだったかというと・・・

幼い頃、私の家の裏には空き地があり、そこは牛乳を集める場所になっていた。
近所に牛を飼っている家が2軒ほどあり、絞りたての牛乳を入れた大きな缶を牛乳屋さんのトラックが集めに来ていたのだ。
おじさんが大きな缶をゴロゴロと転がしながら、上手にトラックに積み込んでいく。
缶と缶の隙間に大きな缶がぴたりと収まる様子はなんとも気持ちがよかった。
私は2階の窓からそれをのぞくのが日課になっていた。

しかし、それが終わると私は退屈になり、両親に早く起きろと詰め寄っていたらしい。
牛乳屋さんがみんなのところへ牛乳を配る前の作業なので、まだ薄暗い時間だっただろう。

かなり早い時間に寝かされていたので、早く起きるのも無理もない話なのだが、そんな私に両親は私が退屈しないように本を買い与えたのだ。

昔話が2話ずつのった本は20冊くらいがセットになっていた。
他には子供の好きそうな絵本。
こちらもシリーズで、今でも手元に数冊残っている。
少し大きくなると伝記も加わった。


私はそれを毎朝両親が起きるまでじっと読んでいた。
今でこそほとんど読まなくなったが、本好きな子供だった。

しかし、我が子ときたら・・・
本を読むのは嫌いではないようだが、選ぶ本がなかなか私の好みと程遠い。


毎年お正月には親戚の家におよばれに行く。
そこでいいころあいに酔って気が大きくなったおじさんが、毎年子供達を連れて近くの本屋さんへ行くのだ。
そこで子供達の好きな本を買ってくれるのだが、我が子の選ぶ本というのはなんとも納得がいかないものなのだ。
普段私達が買ってやる事はないが、子供達が本当に欲しい本をきっちり選んでいるようで、長女は学校の怪談のような類、次女は小さな鍵盤のついた音の出る絵本。
かろうじで長男だけがいわゆる普通の絵本を選んで帰る。

きっとこれは本の持つ本当の楽しさみたいなものに触れていないからだと私は毎年反省し、そして例の誓いを立てるのだ。

今年は自分を戒めるためにも、毎日一話ずつが1ページになった、365日の絵本なるものを購入した。
日付ごとに1話読むようになっている。
そろそろ子供が寝付くまでに、さぼった日の話を読み終わらないくらいになってきた・・・
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by couturira | 2012-01-07 23:38 | 子そだて | Comments(7)

お詫び

相変わらず調子の悪いパソコンを見ると開く気にもなれず、随分と更新をサボってしまいました。

その間も訪れてくださった方々、本当にごめんなさい。

そして、ありがとうございます。


ここ最近は続いていたイベントもちょっと落ち着き、少し自分のペースを取り戻しつつあります。

イベントに初めて出たのはちょうど1年前の12月。
あれから1年、随分と早かったような気がします。
イベントやブログを通して色々な方と知り合えた事を、本当に幸せに思っています。

この1年を振り返ると、わけも分からず突っ走った1年間だったような気がします。
仕事、イベント、子育て、家事、そして自分の趣味の時間。
数ヶ月前に入った長男長女のスポ少や、次女のピアノが追い討ちをかけるように、さらに時間配分が難しくなってきました。
そろそろペース配分を見直さねば、どれもおろそかになりそうです。

作ることが好きで始めたハンドメイド。
それが高じてイベントに出させてもらうようになりました。
なんだか作り続けた1年間でしたが、そろそろこれからは自分のペースをつかまねばと思っています。

作ることというのは作りたいという気持ちがないとできないもので、いや、作業としてはできるのですが、本当に作りたいものを作るためには時間も必要なようです。

アイディアを出したり、じっくりと材料を吟味したり。
それを少しずつ形にしては、またやり直したり。

それは時間はかかりますが、完成したときの嬉しさは格別です。
更に、それを気に入ってくれる人と出会えるというのはもっと嬉しいものです。

これからは少しペースを落として作りたいものを作り続けていけたらいいなと思っています。


少し早いですが、1年間の反省と、更新をサボった懺悔。
更新がないことをご心配くださった皆様に。

これからも、よろしくお願いします♪
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by couturira | 2011-12-15 09:23 | 日々のこと | Comments(10)

晩秋

朝早く、家を出た。

オットにETCを通る時はゆっくりと・・・と念を押されながら出発した。

私の車にETCの機械がついてから、半年以上経っている。
しかし、その機械がちゃんと動くかどうか、一度も確かめていないのだ。


まだ灯りが点いていない家がほとんど。
キーンと冷えた空気が、ぼんやりとしていた頭をようやくさましてくれる。

周南までの道のり。
さて、高速道路に乗るべきか、乗らざるべきか・・・。

迷いながら運転していたが、やっぱり下道から行くことにした。


晩秋の山は気持ちいい。

少しずつ明るくなり、景色も変わる。
やわらかい光に照らされたススキが銀色に光っている。

そのうち、ものすごい光に驚いた。

山の影の隙間から、朝陽に照らされた木々が赤く染まっていたのだ。
一瞬目を疑うような色だった。
赤とも黄色とも言えない、でも、ものすごい色だった。


昔、セロハンを通してみる景色に心躍らせた。
見慣れた教室が、一気に違って見えた。
まさにそんな色だったのだ。


まだ気温の上がらない、朝の冷たい空気の中、窓を開けて走った。

これだから下道はやめられない。


帰ってオットに無事ETCは通れたのかと聞かれた。
下道で往復したことを告げると、
「やっぱりか」
と言われた。


果たして私の車にETCは必要だったのか・・・。


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by couturira | 2011-11-25 14:57 | 日々のこと | Comments(2)

我が家の新入り

毎年欲しいものをオットにリクエストする、ここ最近の私の誕生日。

初めてもらったプレゼントは、なんと福袋だった・・・。

茶色のそっけない紙袋の中には、異国の香りのするゾウのオーナメントや、キャンドルホルダー、お香やビーズなどが入っていた。
中身はオットがチョイスしたものだったようだが、付き合ってはじめてのプレゼントだったので、かなり驚いた。
ありがとうと喜んで見せたことを覚えている。

そんなオットなので、結婚してからは欲しいものをここぞとばかりにリクエストしている。

毎年服だったりバッグだったり、服飾モノが多かったのだが、今年は違う。

随分前からオットの実家にいる、アイツが気になっていた。
動いているのはあまり見たことがないが、きっとすごいヤツに違いない。
是非我が家にも招き入れたいと前々から思っていた。

それは、お掃除ロボだ。
我が家はリビングからダイニング、キッチン、洗面所、トイレまで、一続きになっている。
トイレや洗面所のドアを開け放つと、段差もなく動き回ることが出来る。
そんな我が家にはぴったりだと思った。

オットがどこからか調達し、私はヤツを手に入れることが出来た。

しかし、実家にいるアイツとは少々違う。
実家にあるお掃除ロボは、部屋のあちこちを掃除し終えるときちんと自分の居場所に帰ってご主人様の次の指示を待っている。
しかし、我が家のコイツはものの数分動き回っただけで疲れてしまうのか、勝手に止まって休んでいるのだ。
充電が足りないのかとも思ったが、そうでもないようだ。

見ていると、結構同じところを行ったり来たりしていて、部屋2つどころか1つさえもきれいに出来ずに、部屋の片隅で座り込んでいる。

オットのポケットマネーではこれが精一杯だったのか。
実家のお掃除ロボは結構なお値段だと聞いたことがある。

夜の間や出かけている間に勝手に部屋を掃除してもらって、楽が出来ると喜んでいたのだが、そうもいかないようだ。
子供達には自由に動き回るコイツが面白いらしく、大喜び。
結局は子供のおもちゃか・・・。

今日もせっせと自分で掃除機をかける・・・。
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by couturira | 2011-11-16 10:56 | 日々のこと | Comments(6)

誕生日

本日少々二日酔い。

実は前日、子ども会の奉仕作業があり、その後親睦バーベキューとなった。
真昼間からアルコールというのは、なんだか酔いがまわるのが早いような気がする。
そうは言いながら、近所のお父さんお母さん達と共に結構な量を飲んだ。

夕方になり、少々寒くなってきてから解散となったのだが、私達はそのまま近所の実家に家族でなだれ込んだ。

台湾に行っていた両親のお土産である、なんとも甘ったるい饅頭と土産話をサカナにまたしてもアルコールの缶をプシュッと開ける。
バレーもブラジルに快勝したので、ますますアルコールがおいしい。

この日私は誕生日。
ケーキをツマミにまたしても飲む。

飲みに飲んだ誕生日だった。


年を重ねると、誕生日に対する思い入れも薄くなってくるが、祝ってくれる人がいるというのはありがたいものである。
火を灯したケーキをふうっとする瞬間は、いくつになっても幸せな気持ちに包まれる。


子供達が寝る時間には家に帰ったのだが、結構な量を飲んでいたらしい。
朝、目が覚めると少々二日酔いだった。

しかし、こういう日に限って仕事が忙しいものだ・・・。
ようやく一日が終わる。

しかし、オットも私以上に飲んでいるはずだが、今日も飲み会に元気に出かけていった。
大したものである。
いや、通風をもう少し心配した方がよさそうだ。


来年も同じ気持ちで、一本増えたろうそくの火を眺めたいものである。
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by couturira | 2011-11-14 21:09 | 日々のこと | Comments(18)

子供のことと、自分のことと。

次女の通う幼稚園では、積極的に地域の方との交流を深めている。
幼稚園の近くにある老人ホームへの慰問や、敬老会への参加。
そして今日は公民館祭りへ参加した。

年長の子供達が地域の人たちの前で歌を披露する。
小さい次女は前の列に並んでいるが、緊張しているのかいないのか、きょろきょろと横を向いたり落ち着かない・・・。

その後長女を電車に乗せ、陸上の記録会に向かわせる。
その後オットと長男はソフト。
一足遅れて私と次女は、長女の記録会へと急ぐ。

長女は100Mと800Mとに出場。
800Mでは自己新記録が出た模様。
練習不足は否めないが、よく頑張った。
応援にも熱が入る。

夕方からは知人に誘われて、ソフトバレーへ。
練習の人数が足りないからと借り出された。

ちょうど長女がバレーを始めたので、日頃の運動不足解消のためにもと気軽に参加したものの、足が思うように動かない。
あと一歩が出ないのだ・・・。
これも毎週通っていると、少しは違ってくるのだろうか。

帰ってからは明日の試合で朝早くからお弁当を持って出かける子供達のために、お弁当の下ごしらえ。


こうして一日を振り返りながら、ようやく今日が終わる。

しかし、これが充実しているということなのかもしれない。
子供のことも楽しみだし、もちろん自分も楽しみたい。

元来ぐうたらな性格なため、時間はあればあるだけムダに使ってしまう。
なので私の場合、ある程度予定が埋まっている方が、体にムチ討って動き回れるような気がする。
限られた時間の中だからこそ、楽しめるものなのかもしれない。
三十数年生きてきて、ようやく気付いたことの一つである。

明日も寝坊は出来ない。
でも、編みかけのものも仕上げたい・・・。

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by couturira | 2011-10-29 22:23 | 日々のこと | Comments(6)

賭け

朝から仕事が手につかなかった。

今日は参観日。
しかし私は仕事。

低学年の内は参観日となるとたくさんの人が見に来るが、高学年になってくるとだんだんと少なくなってくる。
みんな仕事を始めるからだろうか・・・。
休みを取って参観日に来ても、兄弟がいると階段を上がったり降りたりしながら、その一時間を兄弟の数で割った時間ほどしか見ることができない。

そのためか、子供の通う小学校では1時間目は低学年、次の時間は中学年、その次は高学年と、参観時間を分けるときもあれば、日にちを分けるときもある。

一昨日は長女の参観日。
一日はさんで今日は長男の参観日。
中日である昨日は、次女の就学前検診であった。

さすがに3日も続けて休日希望を出す勇気はなく、私はどうしても外せない就学前検診の日のみ希望を出し、残りの二日間は希望を出さなかった。

もしも休みになっていたら行くと、子供達には前もって言っておいた。

幸い長女の参観の日は休みになっていたのだが、長男の方は仕事となっていた。


2年生の長男はみんなで合奏をすることになっていた。
特にピアノなどを習っているわけではないのだが、次女の影響か、たまにポロンとつたない指使いで弾いている事もあるので、あながち嫌いではないらしい。


私は朝から、昼からある参観のことが気になって仕方がなかった。



私の母は専業主婦だったために、参観日には必ず来ていた。
なので参観日に母が来るのは当たり前だと思っていたし、誰も見に来てくれない参観日を経験したことがない。
なので誰も見に来てくれない参観日を迎える長男のことが、気になって仕方がなかった。


次々と集まるお父さんお母さん。
たまにおじいちゃん、おばあちゃん。
みんなそわそわと後ろを気にしている。
待っても待っても誰も来ないなんて、寂しいに違いない。


仕事が終わって家に帰る途中、てくてくと歩いて帰っている長男のランドセルを見つけた。
私はあわてて車を寄せて、長男を呼び止めた。

「お帰り」
「ただいま」

車に乗せた長男は、何も言わない。
私はたまらず、
「参観日、どうだった?」
「上手にひけた?」
「たくさんお母さんたち来てた?」
と矢継ぎ早に切り出した。

「じょうずにひけたよ」
と彼はさらりと答えた。

寂しかったのか、そうでもなかったのかは、結局分からなかった。

色々と聞きたかったのだが、
「行けなくてごめんね」
とだけ、私は言った。


帰って宿題をした後、外で一人キャッチボールを始めた長男。
今日は夕ご飯の支度もそこそこに、グローブを持って、長男のところへと急いだ。

ほんとにごめんね。

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読んで下さってありがとうございます。
いつも励みになっています。
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by couturira | 2011-10-27 21:40 | 子そだて | Comments(4)

豪快に

ペロティをご存知だろうか。

丸いチョコレートに棒がついた、あのお菓子である。
いろいろあるが、私が一番よく覚えているのは、二層になっていて上がピンク、下が茶色のアレである。
そして、上のところには色々な絵が描いてあった。

子供の頃のお気に入りのお菓子の一つだったのだが、まず最初に絵のかいてある部分を消して、それから少しずつ口の中で小さくしていくというのが私のいつもの食べ方だった。


そういえば、それぞれのお菓子を食べる時に必ずする食べ方というのがあった。
とんがりコーンは全ての指にはめて爪のようにしていたし、きのこの山はかさの部分と軸の部分を外して食べていた。
母には必ず怒られていたのだが・・・。


先日遠足があった次女。
ペロティの仲間のようなお菓子をおやつに選んでいたのだが、溶けるのがいやだという理由で家にそれは置いていった。


今日は雨。
外で遊べないので、幼稚園から帰ってから、私はままごとの相手をさせられていた。
娘はお菓子屋さん。
私がお客さん。
家にある様々なお菓子がテーブルに並べられ、

「どれにしますか?」

私は娘が持っていかなかったぺロティまがいを選んだ。
娘が気に入って買ったお菓子なので、売ってくれないのでは・・・と内心思っていたのだが、意外にもあっさりと5000円で売ってくれた。
もちろんこども銀行のお金である。

「はい、どうぞ」
娘はそれを私に手渡した。

「食べてもいいの?」
「いいよ」

私は二つあるうちの白い方をもらい、もう一つのピンク色の方を次女にあげた。
きっとちびちびと食べるのだろうと見ていると、なんと次女、ペロティを豪快に一気に全部口に入れ、棒からぼりぼりとチョコレートを全てはがし、無残にも服を脱がされたような状態になった棒をちらりと見ると、もぐもぐと口を動かしながら、そのままゴミ箱にポイッと放り込んだ・・・。


子供の頃、私は食べ終わった後の棒もなかなか捨てられなかった。
棒だけになっても、しばらくカラカラと口の中でころがしたりしていた。
棒には絵がついていて、スタンプのようになっている。
捨てきれずに洗ってのけておいたものもあったような気がする。

あまりの次女の食べっぷりに、私は笑いが止まらなかった。
私の大笑いに次女も一緒になって笑った。
しかし、口にチョコレートが大量に入っている次女。
その後ほっぺたが痛くなったのは言うまでもない・・・。

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by couturira | 2011-10-21 22:02 | 日々のこと | Comments(10)