タグ:長男 ( 6 ) タグの人気記事

長男は年長の時に保育園から幼稚園へ変わった。
彼のためだと思ってのことだったのだが、慣れ親しんだ先生や友達と離れることが不安だったようで、彼にはかなり泣かれてしまった。

「どうしてママが勝手に決めるの」
そう言われて迷いもあったが、私達は決断した。


今となっては幼稚園でよかったと、何かの折にはつぶやいたりするのでホッとしているところだ。

そんなかんじで年長から幼稚園に変わった長男だったので、私達もかなり不安だった。
しかし、担任の先生にはかなり助けてもらった。

それまで年長のクラスはベテラン先生と決まっていたようだが、長男の担任の先生はその年初めて年長を任されたというかなり若い先生だった。
先生にも不安があったようだが、ぽつりと年長から幼稚園に入ってきた長男をとても気にかけてくれていた。


卒園してからその先生に会うこともなくなったのだが、先日仕事中に先生がひょっこりと現れた。

私は懐かしく、とても嬉しかった。

先生は病気のお母さんの介護をするために、長男の卒園と同時に幼稚園を去った。
しかし、そんな中、当時先生が受け持った年長のクラスの子供達の運動会には欠かさず来てくれていたようだ。
そんな話をしながら、
「6年生になるまでずっと見に行きます」
と先生は嬉しそうに話してくれた。
ありがたいという気持ちでいっぱいになった。


こうしてまた会えるなんて、縁ですよねと、私よりも10歳は若い先生はさらりと話す。

私も先生に近況報告したいと思いながらも連絡先も分からず月日が流れていたが、こうしてまた会うことが出来た。

この世の中で、一生会うことのない人がたくさんいるなか、こうしてまた先生に会うことが出来たのも、きっと縁だろう。
特に連絡先を交換はしなかったのだが、先生とはまた会える。

縁に感謝。

先生、結婚おめでとうございます。
本当に、幸せになってくださいね。


[PR]
by couturira | 2011-11-10 09:35 | 子そだて | Comments(6)

のかない汚れ

先日の雨の日、長男のソフトの試合の予定だった。

朝5時半に起きて、お弁当をどうしたものか悩む。
家族5人分のお弁当。
運動会弁当さながらである。

結局大会は決行された。

泥んこになりながら、みんなひたむきにボールを追いかける。
大きな声を出しながら、一つのボールに誰もが集中している。

そんな様子に涙がにじむ。



私にも、こんな風に一生懸命だった時があったのだろうか。


いかに部活をサボるかばかり考えていた中学時代。
それでも監督に怒鳴られながら、毎日嫌々練習をしていた。
手にマメがたくさんできた。
死にそうになりながら走った。

充実していたのか。
はたまた後悔が残っているのか・・・。

自分なりにやり遂げたという思いがあれば、後悔は残っていないはず。
残念ながら、私はやり残したという気持ちが、心の片隅に残っている。


ソフトを初めて1ヶ月もたたない長男。
しかし、6年生が抜けると9人ぎりぎりのチーム。
申し訳ないことに、長男は早速センターを任されている。

みんな監督にどやされる中、長男はまだ大目に見てもらえている。
しかしそれも今だけだということも、彼はわかっているようだ。


新品のユニフォームに、茶色く残った汚れ。
のかない汚れを眺めながら、これからの成長を楽しみにしている。

いつも読んでくださってありがとうございます。
励みになっています。
[PR]
by couturira | 2011-11-08 09:21 | 子そだて | Comments(2)

賭け

朝から仕事が手につかなかった。

今日は参観日。
しかし私は仕事。

低学年の内は参観日となるとたくさんの人が見に来るが、高学年になってくるとだんだんと少なくなってくる。
みんな仕事を始めるからだろうか・・・。
休みを取って参観日に来ても、兄弟がいると階段を上がったり降りたりしながら、その一時間を兄弟の数で割った時間ほどしか見ることができない。

そのためか、子供の通う小学校では1時間目は低学年、次の時間は中学年、その次は高学年と、参観時間を分けるときもあれば、日にちを分けるときもある。

一昨日は長女の参観日。
一日はさんで今日は長男の参観日。
中日である昨日は、次女の就学前検診であった。

さすがに3日も続けて休日希望を出す勇気はなく、私はどうしても外せない就学前検診の日のみ希望を出し、残りの二日間は希望を出さなかった。

もしも休みになっていたら行くと、子供達には前もって言っておいた。

幸い長女の参観の日は休みになっていたのだが、長男の方は仕事となっていた。


2年生の長男はみんなで合奏をすることになっていた。
特にピアノなどを習っているわけではないのだが、次女の影響か、たまにポロンとつたない指使いで弾いている事もあるので、あながち嫌いではないらしい。


私は朝から、昼からある参観のことが気になって仕方がなかった。



私の母は専業主婦だったために、参観日には必ず来ていた。
なので参観日に母が来るのは当たり前だと思っていたし、誰も見に来てくれない参観日を経験したことがない。
なので誰も見に来てくれない参観日を迎える長男のことが、気になって仕方がなかった。


次々と集まるお父さんお母さん。
たまにおじいちゃん、おばあちゃん。
みんなそわそわと後ろを気にしている。
待っても待っても誰も来ないなんて、寂しいに違いない。


仕事が終わって家に帰る途中、てくてくと歩いて帰っている長男のランドセルを見つけた。
私はあわてて車を寄せて、長男を呼び止めた。

「お帰り」
「ただいま」

車に乗せた長男は、何も言わない。
私はたまらず、
「参観日、どうだった?」
「上手にひけた?」
「たくさんお母さんたち来てた?」
と矢継ぎ早に切り出した。

「じょうずにひけたよ」
と彼はさらりと答えた。

寂しかったのか、そうでもなかったのかは、結局分からなかった。

色々と聞きたかったのだが、
「行けなくてごめんね」
とだけ、私は言った。


帰って宿題をした後、外で一人キャッチボールを始めた長男。
今日は夕ご飯の支度もそこそこに、グローブを持って、長男のところへと急いだ。

ほんとにごめんね。

a0175678_21351565.jpg


読んで下さってありがとうございます。
いつも励みになっています。
[PR]
by couturira | 2011-10-27 21:40 | 子そだて | Comments(4)

本当の気持ち

先日誕生日を迎えた息子。
その頃から、赤ちゃんにもどりたいと言っていた。
「どうして?」
と私が聞いてもあいまいな返事。


誕生日には、赤ちゃんの頃のビデオをみんなで見るというのが我が家の恒例行事。
みんなに抱っこされて、かわいがられている様子を見て、その頃に戻りたくなったのだと思っていた。
愛情不足の表れではと、私は少々申し訳ない気持ちでいた。


ある日夕ご飯を食べ終わり、のんびりと食卓に座っていた時のこと。
長男が私のそばへ寄ってきた。

「なんで赤ちゃんにもどりたいか、教えてあげようか・・・」

そう言うと、彼は私の耳元に顔を近づけた。
どうやら他の兄弟に聞かれたくないようである。

私も細心の注意を払いながら、長男の声に耳を傾ける。

すると長男は、
「お母さんが、死なないため」

そう言ったのだ・・・。



私は8年前の長男の出産の時、大量に出血して生死をさまよった。
その話は、長男の耳には入っていないと思っていた。
しかし、先日の誕生日のビデオ上映会で、そういえばおじいちゃんおばあちゃんとそんな話をしたような気がする。
大人の話。
ビデオに釘付けだった長男は聞いていないと思っていた。


自分が赤ちゃんに戻れば、お母さんはそんなことにはならないと思ったようだ・・・。
お母さんが死んでは大変と、小さな胸を痛めていたに違いない。

私は長男をぐっと抱きしめ、
「大丈夫。お母さんはずっと死なないよ。 
 ずっと一緒だよ。」

長男は、こらえていた気持ちが一気に噴き出したようだった・・・。
私も自分のせいで・・・と思わせてしまったことに、本当に、本当に、申し訳ない気持ちだった。

私も長男も涙が止まらなかった。



子供はいつでも親のことを見ている。
大切な人のことを想ってくれている。
純粋な気持ちに涙があふれた。


生まれてくれただけで、
私をお母さんに選んでくれただけで、
ただそれだけで、幸せである。



ただ事ではない様子の私達を見た娘二人。

「何??」
「何があったん??」

「二人、泣きよるよ」



・・・。

どの子も私にとって、大切な宝物である・・・。


読んでくださって、ありがとうございます。
いつも励みになっています。
[PR]
by couturira | 2011-09-11 00:54 | 子そだて | Comments(22)

8年前

8年前、長男は生まれた。

正確には明日が誕生日なのだが、事情があって本日お誕生会をした。


8年前、私は死にそうになった。

決して大げさではなく、本当に死にそうになったのだ。

長女を帝王切開で出産して2年後。
自然分娩で長男を出産した私は、大量に出血し、かなりの量を輸血した。

顔は土色となり、出血のために寒くて寒くて震えが止まらない私を見て、オットはもう死んだと思ったらしい。


それから8年。
そんな状況で生まれた長男は、家族で一番私を気遣ってくれる。
私が悲鳴を上げると真っ先に駆けつけてくれるのは長男。
髪を切ったのを、一番最初に気付くのも、やはり長男。
順調に育っているようである。

そんな長男。
今年の誕生日プレゼントは、いつもとはちょっと違う。
2学期から小学校のソフトボールチームに入ると決めた彼は、グローブをプレゼントに選んだ。
a0175678_23783.jpg


それまではミニカーなどのおもちゃだったのに、なんだか今年はお兄ちゃんなプレゼントである。

こうしてどんどんお兄ちゃんになっていくのだろうか。
頼もしいような、ちょっと寂しいような。

いつまでも、お母さんが一番ではないのだろう。
スポーツに打ち込んだり、そのうち好きな子ができたり・・・。

楽しみでもあり、今の息子を閉じ込めておきたくもあり。
去年よりも、ちょっと大きくなった息子。
生まれたときの、赤ちゃんには戻れないように、今の息子にも、今しか会えない。

くっきりと、今の彼を、心に刻もう。




アボカドのクリームチーズサラダ
a0175678_2322814.jpg

ズッキーニのマリネ
a0175678_2332111.jpg

ダッチオーブンの鶏唐揚げ(オット作)
a0175678_2344375.jpg

焼きマシュマロ
a0175678_2352392.jpg

カープ坊やケーキ
a0175678_236161.jpg



[PR]
by couturira | 2011-08-27 23:12 | 子そだて | Comments(8)

大渋滞

我が家で唯一の男の子。

上下をオンナにはさまれて、なかなか厳しい環境である。
おままごとの脇役に、借り出されることもある。
口うるさい我が家の女子に、色々とつつかれる。

が、それなりにすくすく育っている。
やはり、男の子。
私達とは違う生き物である。


体を動かすことが大好きで、歩き出すと、しょっちゅう転んでいた。
まだまだ小さい頃から動くものに興味を持ち、誕生日のたびに少しずつ集まったミニカー。

最近ではオモチャ箱から出てくることはあまりなかったのだが、長い長い夏休み。
久しぶりに並んでいた。

ぐるぐると動く、サーキットのようなものもあるのだが、部屋の中を町に見立て、自由に走らせることが好きなようだ。
次女と一緒にミニカーメインのおままごとが始まっていた・・・。


やることなすこと、私では考えられないことをしでかす長男。
数々の事件を巻き起こしてきた。

コロなし自転車も、親の手を借りることなく、いつの間にか長女の自転車をぐるぐると乗り回していた。
が、自転車ごと川に落ちていたこともある。
なぜか、靴を片方なくして帰ったこともある。
そうそう、鼻の穴に豆まきの豆を入れてしまったこともある。
でも、まずいと思ったらしく、微妙な顔をしてもぞもぞしていた。

学校から帰るとなぜか制服はよれよれ。
30分かかる下校道、きっといろんな事件があるのだろう。


観察していると、実に面白い。
オトコの子という、不思議な生き物。

8月末に8歳の誕生日を迎える。
これからも、元気にやさしく、たくましく。
お母さんを楽しませてください。

a0175678_10303489.jpg


いつも読んでくださってありがとうございます。
励みになっています。
[PR]
by couturira | 2011-08-22 10:31 | 子そだて | Comments(12)