2012年 03月 11日 ( 1 )

お弁当

日々お弁当を作るという生活をしていなかったせいか、未だに子供のためにお弁当を作るとなると身構えてしまう。

子供達がソフトやバレーを始めて、週末はほとんど試合。
試合となれば、お弁当を持たせなくてはいけない。

今日も朝6時に家を出る長男のためにお弁当を作った。

早起きが苦手な私は、前日の夜にある程度の事を済ませておく。
メニューは毎回ほとんど変わらない。
卵とソーセージは必ず入っているし、見た目重視の私にとって緑の野菜は欠かせない。
ある時はブロッコリーだったり、アスパラだったり。
後は多めに作って冷凍しておいたコロッケや唐揚げが加わり、余裕があるときは更にもう1品。

毎週続くお弁当なのだから、これでは子供達も飽きてくるだろうと思い始め、今日は図書館でお弁当の本などを借りて帰ったところだった。

明日は長女のためのお弁当。
キッチンで明日の準備をしながら、今日お弁当を持って行った長男にお弁当箱を洗うようにと促していた。
すると長女が
「お弁当、おかずをもっと入れて。
 この前のお弁当、おかずが寄って味が混ざってた」

先週は長女も長男もお弁当が必要だった。
応援の私達もお弁当持参だったため、慣れない私が作ったおかずの量は少々少なかった。
お弁当箱に詰める時に、しまったなぁと思いながらもなんとなく見た目はきれいに取り繕って、そのまま持たせたのだ。

痛いところをつかれ、
「ごめん。明日はもっといっぱい入れるよ」
と反省していると、隣にいた長男がぽつりと言った。
「今日、ぼくのお弁当、ごうかだねって言われたよ」
次女も、
「おかあさんのおべんとう、すき」

今日長男の持っていったお弁当も、やはりいつもと変わらないお弁当で、たいして豪華でもなかった。
でも、気を遣ってくれたようで二人の気持ちにふっと嬉しくなった。

一方長女は気まずそうにしている。
別に彼女が悪いわけではないのに、どうしていいか分からないようだ。
ぷいっと長女は洗面所に行き、寝る前の歯磨きを始めた。
いつもはこちらがせかさないとなかなか洗面所へ向かわないのに・・・。
そして、時間よりも早く
「おやすみ」
とこちらを見ずにぼそっと言いいながら、足早に二階へ上がっていった。


なんとも不器用な長女らしい出来事だった。

下の子たちのように甘えたり、素直に思いを伝えたりする事が苦手なのだ。
彼女が悪いわけではない。
赤ちゃんだった弟や妹のせいで、甘えたくても甘えられず、言いたい事も言えず、長女として色んなことを我慢しながら頑張ってきた結果なのだ。

カチンとくることもあるが、こちらに余裕があるときはその気持ちをくみとってやらないとバチが当たるというものだ。
いや、正直カチンとくる時のほうが圧倒的に多いのだが・・・。

そ知らぬ顔で長女の二段ベッドに近づき、他愛のない話をしていると、彼女のモヤモヤも紛れたようで、笑顔でおやすみを言って電気を消した。


さて、明日のお弁当はご希望に沿うように作らねば・・・。
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by couturira | 2012-03-11 00:13 | 子そだて | Comments(2)